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星野源「Live Tour "Continues"」Blu-ray初回限定盤を買いました【感想/DISC 2,コメンタリー篇】

タイトル通り、「Live Tour "Continues"」Blu-ray初回限定盤を買いました。音楽的に詳しい訳でもないので・・・解説は初回限定盤の有泉さんの素敵な素敵な解説や、お見かけする詳しい方の解説を参考にしていただければいいかなと。

で、ここでは、私が好きだったポイントとか、気づいたポイントについて、好き勝手語るページになります。それでもよければ、読み進めてください。

 

 

 

 

 

DISC 2はBlu-rayだとツアードキュメンタリーのto be Continue(s)のみ収録。
ということで、to be Continue(s)のについてのみ、書いていく。DISC 1は別記事にて。

 

to be Continue(s)はツアー各地でのライブ、MC、舞台裏などの様子と、約1ヶ月後に別に撮影された山岸聖太監督と源さんのインタビューで構成されている。ライブ、MC、舞台裏などの様子の映像は福岡からツアーの順に進んでいく。曲も概ね、セットリスト通りに取り上げられていくので、まんべんなくいろんな曲がドキュメンタリーの中でも見聞きできる仕様だ。本編とは別アングル(客席や舞台下などの視点)で見れるという点で、とても面白い。ライブやMCなどはその土地で異なるので、自分が行ったライブの分は懐かしむことができ、行っていないライブの分は新しいものを見ることができて、とてもいい。

舞台裏では源さんが真面目にトレーニングしていたり、座長・星野源を感じたり、いい笑顔で話していたり、バンドメンバーやダンサーとふざけているショットだったり・・・オフショットが多数収録されている。ファンにとっては垂涎モノだ。

山岸監督とのインタビューでは、どのような考えでそうしたのか、そのとき何を考えながらライブをしていたのかなどが、舞台裏での監督との会話からも、別日撮影のインタビューからも分かって、すごく面白かった。

本当にいろいろな場面が収録されて、約1時間20分・・・なかなかここまでのドキュメンタリーを収録しているライブDVD/Blu-rayは珍しい。そのくらいに充実していた。

個人的にto be Continue(s)で、特に気に入っているポイント3つ。
・楽屋でギター練習をしているところ(イヤホン・ヘッドホンでぜひ)
・舞台裏を自転車で颯爽と行くニセさんの微笑みと、ニセさんとバンドメンバー・ダンサーとのMC
・エンドロール(ライブの歌をBGMに、源さんとバンドメンバー・ダンサー・スタッフとのやりとりの映像が流れるところ。)

 

以上のように、内容盛りだくさんで、星野源ファンも、音楽ファンもきっと面白く見れるであろうto be Continue(s)。そんなドキュメンタリーを見ながら、個人的に思い出したことが1つある。それは「化物」について語るインタビューだ。

-開けてるものを作ろうって、アレンジや歌詞とかを意識するあまりにおかしくなっていったと?

うん、そうそう。もしかしたら表現はなんでもそうなのかもしれないですけど、開けていけばいくほど、自分自身は1人ぼっちになっていくっていうのは全部一緒なのかなと思いました。

-ポピュラリティやスケール感、感動的なものを作る人が、実は孤独っていうのはあるかもしれないですね。

「化物」は元々、中村勘三郎さんの歌なんですよ。僕、以前お世話になった時期があって。亡くなったことを知って、それで“勘三郎さんの歌を作ろう”と思って。勘三郎さんって、誰からも愛されてた人だし、どんな若い人にも敬語で話すし、礼儀正しくて、やんちゃで、誰もが認める頂点を極めている人なのに、勉強をやめないというか、自分のなりたいものとか“もっともっともっと”っていうのがずーっと消えない人だったんですよね。直接お話を訊いたりドキュメンタリーを見たりすると。その、現状に全然満足しない姿勢がかっこいいなと思ってたんだけど、カーテン・コールでおじいちゃんやおばあちゃんが手を高く上げて拍手するぐらい喜んでくれて、こんなに幸せなことはないって言うんだけど、家に帰って風呂に入ってると、ホントに1人ぼっちなんだよって話をしてて。そんな歌を作ろうと思ったんですよね。でもたぶん今思うと、とてもおこがましいけど、僕がそのとき感じてた孤独感みたいなものに無意識に重ね合わせてたんじゃないかなと思って。

>>Skream!

to be Continue(s)でのインタビュー中に「ちょっと寂しかった」と言っている箇所があり、そのことがすごく印象に残った。そしてこのインタビューを思い出した。

星野源が見た中村勘三郎と、今の星野源・・・この記事のインタビューのとき以上に重なってしょうがない。雑誌やウェブ、テレビやラジオなどでどれだけ賛辞を送られても、CDの売上枚数やダウンロード数でどれだけの数字を積み上げても、“もっともっともっと”と、さらにその先を求める・・・

to be Continue(s)で、表現者としての、そして、一人の人間としての星野源の孤独を垣間見た気がした。

 

 

さて。
音声のみのコメンタリーに関しては、あまり書くのは躊躇われる・・・なので、気が向いたら増やすかもしれないが、一先ず3点だけ。

まず。比較的、源さんのコメンタリーにしては、内容に触れている気がする!
2つ目。未見の方はDISC 1からコメンタリーは見たほうが話がつながる箇所があってオススメ。
最後に。お近くにフレッシュネスバーガーがあれば、そこで、バーガーとポテトを買ってきてから聴くと、楽しいと思う。

 

 

感想としては以上。

ここまで読んでくださった奇特な方に、感謝を。
そして、星野源さんと、チーム星野源の皆さんにかさねがさね感謝をお伝えしたい。本当に素敵な作品をありがとうございました。

 

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ただ、私にとっては1つだけ、このto be Continue(s)には問題がある。
それは、私の三半規管が弱いこと。ハンディカムで撮られた映像、臨場感抜群ゆえに酔ってしまいやすくて・・・
そこだけ私には非常に残念だ。

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