福岡初日に続き、セットリストとライブレポート・・・というより、ただのセットリスト付き感想と管理人の備忘録です。それでも良ければ・・・。
初日分を見ていなければ、そちらを読んでいただいて、こちらの2日目を読んでいただいたほうがいいような仕上がりです。
>>星野源さんLIVE TOUR 2017『Continues』福岡公演初日 セットリストとライブレポート・感想
実は初日が注釈付きチケットで、2日目が通常のスタンド席のチケットで、思った以上に見え方が違ったので、その点、どちらにも書き足しております。
このページはセットリストだけでなく、演出、MC、編成などいろいろと書き残していくので、もしセットリストだけ確認したい方はこちらをどうぞ。
>>LIVE TOUR 2017『Continues』福岡公演 セットリストのみ
もちろん、ネタバレしたくない方はページバックをお願いいたします。
このツイートの下から始めます。
全てニュアンスです。
また書き足すかもしれません。
星野源 #Continues_tour マリンメッセ福岡公演2日目が終了しました!次は神戸でお逢いしましょう! pic.twitter.com/7TRASQyVbj
— 星野源 official (@gen_senden) 2017年5月22日
セットリスト・一言メモ、MC
セットリスト・一言メモ
福岡初日とセットリストそのものは全く同じ。
なので、違った点や新たに気づいた点、改めて見て思い出した点、注釈付きでは見えていなかった点などをメインで書かせていただく。悪しからずご了承願いたい。
前日のステージについてのは注釈付きだと以下のような印象だった。
>ステージは比較的シンプルかと。
>一段高い台の上にバンド陣がズラリ。
>その後ろはスクリーンになったり、幕が下りてきての演出だったり。
>左右に大きめのスクリーンが1つずつ配されている。
けど、思ったより違う・・・
基本は格子柄。バンドの一段高いところも、ステージの見えるところも、メインのスクリーンも格子柄。
でも、メインのスクリーンは大きな縦長の5枚の可動式パネルになっていて、全てバラバラの5枚として使われたり、1-3-1になったり、大きな1枚になったり・・・それが回転してモコモコしたものが現れたり・・・
雰囲気にあわせて、いろいろ演出されていた。
格子柄のイメージ図。
モコモコのイメージ図。
(http://natalie.mu/music/gallery/show/news_id/233666/image_id/779606)
(http://natalie.mu/music/gallery/show/news_id/233666/image_id/779605)
ボイスドラマ後、ツアーロゴが前方スクリーンに表示されるのだが、最後の最後に『Continues』の『s』だけ遅れて表示されるという心憎い表示の仕方に気づいてしまった・・・。
1.Firecracker/Martin Denny
インストなので、自分がマリンバを弾かないときはマレット同士を叩いたりしながら盛り上げ、客席をよく見てくれる。
ラスト、ドラが鳴って、半身前に出してマレット片方を前に突き出す感じの決めのポーズ、いい。
2.化物
Firecracker感を引きついでいる気がした。
石橋さんのマリンバが心地よい。
3.桜の森
4.Night Troop
5.雨音
この3曲とも雰囲気抜群のライティング。そして、イントロとアウトロがどれもこれも『クソヤベェ』曲。
この先見に行く方、3はイントロとアウトロでの長岡亮介さんと源さんのギターのかけあいに注目していただきたい。
サビなどでのピンク基調と、メロ部分のグリーン基調の、すごくライティングが綺麗だった印象のある曲。
(3前のMCではこの日もタオルの話。)
4はカースケさんのスネアの響きが好みすぎて・・・
ムーディーですごくいいライティング。
5は石橋さんと武嶋さんによるフルートがハモってのイントロが最高に素敵。
徐々にギターやドラムが入って、重なっていくアレンジがとても良かった。
アウトロのドラムのみになるところのカースケさんのドラムの響きがこれもいい。
6.くだらないの中に
7.フィルム
8.夢の外へ
前日と同じようなMVTをからめた話。
-幕間映像-
センターのサブステージでの弾き語りパートへ。
9.穴を掘る
前日、手拍子をお願いしたこの曲。
しかし、手拍子はスピーカーの音に合わせて皆が手を叩くから、(自分が弾いているものと)ズレが発生して、前日実はスゴいことになったので、大丈夫です笑、とお断り。
前日と同じようなナンバガ向井さんの話。
「そのままやってもしょうがないから、自分が感じたことを、フィルターを通してアレンジして表現している。
『本当はこんなこと(源さんアレンジ)を透明少女でしたかった』と向井さんに言われたときは、リップサービスでしょうけど、すごく嬉しかった」と。
そして、向井さんが毎回「そんなあの子は・・・そんなあの子は・・・透明少女」と曲紹介をするから真似していると。
前までは振られた女の子の話をしていたのだが、ツアーでたくさんしなきゃいけないけど、もうネタがない。
なので、グッズ担当の女の子の話。
星野源のオールナイトニッポンでTENGA貯金箱というグッズを作った。
(TENGAについて『男の神具』と丁寧なご説明。)
そのグッズを作ったら、グッズ担当の子が「星野源のグッズでもTENGA、作りましょう!星野源柄のものを」と言い出した。
さすがに物販で「TENGAをください」となるのは違う・・・と、却下したけれども。
以後、その子のあだ名は「テンちゃん」になりました。
そんなあの子は・・・そんなあの子は・・・透明少女
という主旨の前フリ。
10.透明少女/NUMBER GIRL
11.くせのうた
弾き語りパート終わり。
12.マッドピエロ/イエロー・マジック・オーケストラ
サブステージからの源さん移動中に始まるこちら。ミラーボールがぐるぐる回って、ド派手に照らされた演出が、注釈付きでなく、普通の席で見ると、すごく華やかで・・・
あと、アレンジが無茶苦茶カッコイイ。12に影響を受けてできた13にも、ピッタリハマるアレンジ。もしこれを読んでいる方で、今後ライブに行く方は予習しておくといいと思う。演出も華やかだが、音も管弦楽隊がいるからか、原曲以上に華やかになっている(もちろん、原曲は原曲でいい曲なんだが。)。アレンジが本当にすごい。
個人的には最後のサビというのか・・・盛り上がり部分が鳥肌モノで、好きだった。
ボイスチェンジャーを介して歌うのは長岡亮介さん。これまたいい。すごく似合っている。
ELEVENPLAYのフラフープを使ったダンス、正面から見ると違った印象。
ラストのあたりで源さんがサブステージから戻ってきて、ELEVENPLAYと並んでおこなうポージングには要注目。この日も良かった。
13.時よ
全体を通して感じるYMO感とうか、中華感というか・・・CD音源よりその感あるバージョン。
14.ギャグ
この曲のアレンジが好み。
で、前日はわからなかったんだけれども、イントロ最初のフレーズがCD音源以上に、クレイジーキャッツ感があった気がするのは気のせいかな・・・気のせいじゃないと思うんだけども。
源さんの動きも、谷啓さんのガチョーンをしたり、クレイジーキャッツのこのポーズを入れたり・・・
星野源「Crazy Crazy」MV撮影時の一枚!いやー、ほんと楽しかった! http://t.co/D5XEV17iXS pic.twitter.com/mJoBrKNPaz
— ピエール中野🌏凛として時雨 (@Pinakano) 2014年6月5日
前日もしていた気がするのだが、前日はギャグをしたということにテンションが上がって気づかず・・・
15.SUN
この曲の持つ多幸感と一抹の寂しさ、大好きだと思った。
16.恋
前日に続いて、白鳥は運ぶわで、いい動き。
この日はピョンと飛ぶ感じ・・・。多分、この部分の振りはどの公演でも要注目。
全体を通して感じるYMO感とうか、中華感というか・・・CD音源よりその感あるバージョン。
17.Week End
ELEVENPLAYがサブステージでも踊ってて、華やいでいい。
前日と同じく、ワイヤーで吊り下げられて移動するのは、小さな人形のニセ明さん。
EN1.君は薔薇より美しい/布施明
ニセ明さん、サビで盛大な歌詞飛ばしをやらかす。
その分を取り返そうとしたのか、昨日以上に変なジャンプや、決めポーズをしてくれたニセさん。
曲はサブステージで歌って、移動中に寺坂さんによるメンバー紹介。
終わったくらいにニセさん登場。
ラストの決めポーズは前日と同じなのだが、おげんさんといっしょでやっていた「スパーン!!!」のポーズ。
この日はベース伊賀さん、ドラムカースケさん、ELEVENPLAY2人、キーボ石橋さん、ギター長岡さんに話しかける。
伊賀さんに「最近どう?」と、すごくザックリした声かけ。
「長い髪も似合うね」という伊賀さんに、「いつも長い」と返すニセさん。
そしてまさかの伊賀さんの照れながらの投げキス。驚いた・・・。
カースケさんにはタメ口をきくも、「本当は敬語なんです・・・」と、若干源さんに戻りかけるニセさん。
ELEVENPLAYの2人にはそれぞれ、昨日夕食で食べたものと、好きなおやつを聞く(それぞれ、ハンバーグとガム(キシリトール)との返答)。
因みに、ニセさん、好きなおやつで「ぼくはたべっ子どうぶつ」とのことだったが、それは・・・いや、何でもない。
石橋さんに話しかけようと、機材を隙間を縫って、マイクを持った手を頑張って伸ばして話しかけるニセさん。
その衣装をどこで買ったのか聞くも、「私、買ってないもん」との返答。
そうだよねー、似合ってるよーと、カンペキな返しを石橋さんに言って、ニセさんはラスト、長岡さんの元へ。
長岡さんに髪型変えたか聞かれるニセさん。今回の髪は巻いているらしい。気づく長岡さん、さすが。
長岡さんに会場にいる皆さんに一言のところで、すごい盛り上がったし今日でツアー終わってもいいくらいと言い出す長岡さんに、みんな爆笑。
EN2.Drinking Dance
源さんはニセさん出演中、Nintendo Switchでゼルダの伝説をしているのだそう。
源さん再登場。
EN3.Friend Ship
前日も感じていたけど、全体を通して感じるYMO感とうか、中華感というか・・・CD音源よりその感あるバージョン。
ラストでハンドマイクを預けて、ギターを受取り、掻き鳴らすところはやはり素敵。
MC覚書
・上手の(スタンドの)人ー!、下手の(スタンドの)人ー!、奥のスタンドの人ー!
と、ここまでは分かるのだが、「地べたの人ー!!」とアリーナに向かって呼びかける人を初めて見た。
・前日もだったのだが、「アンコールは料金には含まれていない!」と、自由行動開始。
・汗が目に入って・・・目が真っ赤だけど泣いてるわけじゃないという源さん。
でも、その後「うぅ・・・」と泣き真似をしたあたりはいろいろ分かっている。
・イヤモニがどこ行ったか分からなくなって、「イヤモニ探してください!」と、スタッフさんに来てもらってスーツの中から探してもらった後、またイヤモニをなくしかけて一瞬焦る辺りは持っていると思う。
・MVTお買い上げありがとうなどと話した後、「買っていないと罪悪感を持った方、特典付きで売ってます!!」とCM。
・グッズ買ってください。吉田ユニデザインのものとか、普通着れないよ!と。
「メルカリで売るなよ!!!通販もあるんで、そちらで・・・」とのこと。皆さま、アスマートでぜひ。
・マリンメッセ、初めてだけどいいね。福岡いいね、九州いいねと。
また必ず来ます、また逢いましょうと。
・バラシの方に皆で「頑張ってー!」と言った。
あれ、ただのアルバイトで入ったことある身だからすごく分かるのだが、眠いわ、重いわですごく大変だった記憶があって・・・
とても嬉しい。聞こえているかは別にして、その心意気が個人的にはとても嬉しい。
・バンドメンバーらへ「ライブ9月までの4ヶ月、よろしくお願いします」と、源さんが言った。
これは確実に言った。
・・・・・・追加公演などをちょっとだけ期待して待ちたい。
その他覚書
・寺坂さんは今日はお休みで録音参加とのことで不在(前日はラストの挨拶時に出てきていた)。
「えー」と客席から声が上がり、「そんなに?本人に伝えとくねー笑」と。
・昨日と違うライブを見ているような印象。
ステージは先述したが、照明も本当に素敵で・・・どの曲もとても綺麗だった。3.桜の森、4.Night Troop、5.雨音、12.マッドピエロ、15.SUNが個人的好み。
・崩して歌った箇所や、ちょっといつもと違う感じで歌う箇所が何箇所があって・・・
Night Troopのラスト、ギャグのラスト・・・だっけ・・・忘れかけてるけど、他にもいくつかあって、そこは大好きだった。
基本的にはこういったのは大好きなので、どれもこれもライブに来たなぁという感じがあって好き。
出演者
星野源
バンド編成
ドラム 河村"カースケ"智康
ベース 伊賀航
ギター 長岡亮介
キーボード 櫻田泰啓
キーボード、マリンバ、フルート 石橋英子
サックス、フルート 武嶋聡
トランペット 村上基
その他 管弦楽隊(すみません・・・)
その他 出演者など
映像出演
バカリズム
ロバート 秋山竜次
バナナマン
音声出演
大塚明夫
宮野真守
音声出演・口上
寺坂直毅
ダンス
ELEVENPLAY
(振付 MIKIKO)
1日目の注釈付きも面白かったし、もちろん、きちんとライティングや演出が見えた2日目も面白かった。
展開が分かっていた分、多少冷静に聴けた気がする。
2日間、素敵な時間を作ってくれたことに感謝しかない。
本当にありがとうございました。
無事にツアーが終わること、心よりお祈りしております。