シングル「Family Song」の歌詞の解説について 2017年7月18日『星野源のオールナイトニッポン』書き起こし

星野源さんがニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』2017年7月18日(火)深夜放送のシングル「Family Song」について語った箇所を書き起こししました。

歌詞の内容に関して、家族をテーマにしようっていうのを決めてから、歌詞のモチベーションって何だったっけって思った時に･･･
僕が今まで聴いてた家族の歌。家族をテーマにした歌っていうので･･･
たとえば、その中で感じてた時に、感じてたんだけど、何となく意識しないようにしていた部分っていうのがあって。

それは曲を聴いてて、いい曲だから好き。好きなんだけど･･･好きなんだけど、ホントは違う。もう1個感じてることがあるんだけど、好きだから感じないようにしてたことがあって。
その家族をテーマにした楽曲で、幸せを感じるようなこととかすごく素敵な歌の中で、たとえば、ミュージックビデオとかも家族の風景とか、たとえば親と子とか、そういうものをすごく幸せに描いてたりとかするもの見るたびに、家族がいない人はどうしたらいいんだろうってのはすごく毎回思ってたんですよ。そういう人たちはどう聴けばいいんだろうって。

で、メッセージとしてはすごく素敵なことを歌っていたりする。
それはすごく素敵なことじゃないですか。で、素敵なことなのに、そこからあぶれてしまう人がいるっていうのを感じないようにしていたときがあって。笑
でも、やっぱ、ずっと感じてるから･･･それを自分だったらどうするんだろうっていうのは、ぼんやり思ってたことがあって。

で、今回、その家族をテーマにって。チャンスが来たので･･･
じゃあ自分の中で･･･その、何ていうんだろう。すごく素敵なことを歌ってるのに･･･何だろう･･･何だろう･･･こう･･･立ち入れない人ができてしまうっていうのは、何だかすごく切ないなというか。
何だか納得いかない部分があるというか。
それはすごく思っていたので。

そういうところで自分にとっての家族って何なのかなっていうのを考えた時に、血がつながってるとか･･･
たとえば、夫婦が異性であるとかってことも関係ないし。
たとえば、それが対人間じゃなくても。たとえば、ペット。
で、ホントに家族だと思うじゃないですか。一緒に住んでたら。
人間かどうかも関係ない。
たとえば、遠くにいる息子とか兄弟とか。単身赴任で、結婚した旦那さんとか。
そういうところでいくんだったら、一緒に住んでるかどうかも関係ない。
というところでいうと、ホントに相手のことを心から幸せでありますようにとか、無事でありますようにっていうふうに思うってこととか、思ってもらっているとかって、そういうことが家族の証明なのかなっていうふうに思って、こんな歌詞になっていきました。

えー、そんな感じで。

はぁ･･･解説･･･ふっふっふ 笑
解説、恥ずかしい！笑

でも、ちょっと解説していきますので、頑張って。笑
そんな感じで。
今週の解説はこんな感じということで。

それでは、ぜひ、皆さん聴いて下さい。

こちらに内容が続く部分があります。併せてぜひ。